霊感のある占い師の方に見て頂いたとき、「これ、力があるんですよ。」と
お守りを見せてもらいました。
それは埼玉県秩父市にある三峰神社のお守りです。
近場で旅行に行こうと思っていたので、このお守りを頂きに三峰神社へ行く事にしました。
三峰神社には山の上に1時間半位かけて行く奥宮があり、そこにも行きたいと思います。
三峰神社まで行くのに西部秩父駅からバスで1時間半くらいかかるので、一日で奥宮まで
行くのは年齢的に無理だと思い、三峰神社内にある宿坊に一泊することにしました。
調べると三峰神社に行く途中にある大輪(おおわ)バス停から歩いて行くと、滝を見ることが
できるようなので、そこも日程に加えて
2023年6月中旬 2泊3日 三峰神社に参拝、奥宮に参拝、滝を見る
日程にしました。
普段、運動もしていないアラカンなので、この日程に無理はないか?
体力が心配でしたが、やってみないとわからないですからね。
日程
一日目 三峰神社 参拝
池袋駅 10:30発 西部特急ちちぶ11号(特急ラビュー) 西部秩父行き
↓ 所要時間 1時間47分
西部秩父駅 11:47着
↓
西部秩父駅 12:35発 三峰神社行き 5番乗り場
↓ 西部バス 所要時間 1時間20分
三峰神社 13:55着
三峰神社 参拝 お守りを買う
宿泊 三峰神社 興雲閣
二日目 奥宮 参拝
御祈祷 7:30
三峰神社 出発 9:10
↓ トレッキング 奥宮までの所要時間 1時間15分
奥宮 到着 10:25
↓ トレッキング 奥宮からの帰路所要時間 約1時間
三峰神社 到着 11:35
三峰神社 12:30発 西部秩父駅行き
↓ 西部バス 所要時間 1時間20分
西部秩父駅 13:50着
↓ 徒歩 約15分
秩父神社 参拝
↓ 徒歩 数分
宿泊 秩父鉄道 秩父駅近くの 第一ホテル秩父
三日目 滝を見に行く
秩父駅 8:32発 秩父鉄道 三峰口行き
↓ 所要時間 22分
三峰口駅 8:54着
↓ 駅のすぐ目の前がバス停
三峰口バス停 09:05発 小双里行き
↓ 西部バス 所要時間 12分
大輪バス停 09:17着
↓ 徒歩15分
竜門の滝
↓
大輪バス停 11:12発 西部秩父駅行き
↓ 西部バス 所要時間 43分
西部秩父駅 11:55着
↓ 徒歩 約15分
秩父神社近くのくるみそばがある蕎麦屋 「そばの杜」
↓ 徒歩 数分
秩父神社参道 写経の出来るカフェ「空&閑」
↓ 徒歩 約10分
西部秩父駅 15:24発
↓
池袋駅 16:43着
一日目 三峰神社 参拝
西部池袋線 池袋駅から特急ラビューに乗ると終点が西部秩父駅で、三峰神社行きの
バスが出ている駅になります。
特急券が当日買えないなんて悲劇があったらいけないので「西武線アプリ」を
ダウンロードして、Smoozを使って前もって特急券を買いました。
西部池袋駅には特急専用ホームがあり、そこから特急ラビューに乗ります。
特急ラビューは座席ごとにコンセントがついていて、座り心地も快適、座席は出入り
しやすいように通路側を取りましたがSmoozは座席を指定することもできます。
よくわからないので通路側以外は指定しませんでしたが、一人旅ではトイレに行くときに
荷物を置いていくのが心配なので、トイレの近くを選んでもよかったなと思いました。
平日だったせいか、あまり乗客はいませんでした。心配しすぎた(^^;
西部秩父駅はきれいな駅で、お土産屋、フードコート、日帰り温泉が駅に付属していて
観光客用によく出来てると思います。ロッカーもたくさんあり、駅前の観光情報館に
荷物を預けることもできます。500円。
トイレも数が多くてきれいでした。並ぶ列の印が結構長めに書かれていたので休日は
混むのかなと想像します。
私は平日に行ったせいなのか、人は少なめでトイレ待ちもありませんでした。
外国の方もあまりいませんでしたね。
三峰神社行きの西部バスのバス停は、駅を出てすぐのところにあります。三峰神社行きの
バスの本数は少なく、着いてから30分以上の時間があったのでフードコートで
くるみそばをお昼ご飯に食べました。そばつゆの中に砕いたくるみが入っています。
くるみ好きなので迷いなくこれにしました。
「くるみそば 880円」
バスの乗客は数名でした。人気スポットなので混んで乗れなかったら…を心配していたので
安心しました。平日だからかな。これも心配しすぎた(^^;
三峰神社に到着すると広い駐車場に観光バスや一般車が結構停まっていて、みなさん
バスではなくて車なんですね。
途中にセンターラインのない道やすれ違えないトンネルがあり、私が運転してここに来るの
は無理だ!と思いました。走り方のテクニックがあるのでしょうが、そこを大型バスで走る
運転手さんはすごい!と思います。
次来るときもバスにしよう。
最高気温が20℃前半くらいなので寒さを心配していました。
小雨が降っていて着いた時には寒っ!
Tシャツの上に薄手の上着を着ていましたが、その上にもう一枚着こみました。
三ツ鳥居をくぐり、まずは本殿に参拝に向かいましたが、ツアーの方が同じタイミングで
本殿に向かわれていて、本殿下の階段ですこし並びました。
参拝をしてから、目的のお守りと御朱印を購入。
コロナの為でしょうか?紙に購入品が印刷されていて、欲しい物に数量を記入し提出して
準備が出来ると呼ばれる仕組みでした。御朱印は書いてあるものを頂きました。
宿坊のチェックインは14:30です。
宿泊者のみ、朝に御祈祷を受けることができるとのことなので、チェックイン前に
御祈祷の申し込みをしました。御祈願は2つまでできます。
御祈祷をお願した領収書を持ってチェックインすると、宿泊代金が2,500円引になり
一泊二食付きで11,150円の宿泊料でした。
ひとりの宿泊でしたが、広い部屋を用意して頂けました(宿泊者は少なかったです)。
部屋に入るとすでに布団が敷いてあって、カギはテーブルの上に置いてあります。
食事は食堂です。コロナのためにこのようにしているようです。
重かった荷物を部屋に置いて、もう一度境内を回ることにしました。
まずは遥拝殿(ようはいでん)へ。山々の間から霧が空に向かって立ち昇っていて
なかなかの雰囲気。参道には石碑が並び、苗木の奉納数や奉納金額が彫られていて
たくさんの方が奉納されていることがわかります。
摂末社(せつまつしゃ)がずらりと並んでいましたので、ここもひとつづつ
しっかりお参りし、境内を歩いているうちにツアーの人たちもいなくなり、
静かに見て回ることができ、雨が降っているせいもあり厳かな気分に浸れました。
部屋に帰って、6時には食堂で夕飯を食べてからYouTubeで奥宮への道をおさらいです。
やっぱり、アラカン一人で行ける道か?っていう心配は行ってみるまで心配だから。
天気予報では、午後から雨なので、雨が降る時間が早まらないようにと祈りながら
就寝です。おみくじを引いたら大吉だったので、たぶん大丈夫な気がする。
二日目 奥宮 参拝
朝、目が覚めてすぐに外の天気を確認したら雨は降っていない、よし!
でも、霧が出ていて、雨が降っていないだけよかった(◞‸◟) くらいの天気ですけどね。
朝の7時半から御祈祷がはじまります。御祈祷中に神主さんが手を叩くのですが、
ものすごくいい音であんないい音がだせるんだと感心してしまいました。
いい響きだったな…。
御祈祷が終わり、授与品を頂いて終了です。
8時から朝食を食堂で頂いて、いよいよ奥宮へ出発です。
昨日から雨をずーと心配していましたが、午前中は大丈夫のようです。
宿坊の方に聞いたところ、
「これくらの天気ではみなさん行くと思いますが、お勧めはしません。」とのことでした。
雨が降っていなくても霧は出ていますので、「ですよね。」と思いましたが
自分の判断で行くことを決めました。
でも、途中で雨が降ったり、不安を感じたら必ず引き返すと心に決めて、
トレッキングに不要な荷物を宿坊に預かってもらい、出発です。
ひとり旅だとこの辺の判断は自分で自由に決められるところが良いところです。
明るい曇りでしたが霧が出ていています。奥宮までの道のりは片側が急な斜面の道や
岩を登る箇所などがあり、前日の雨で草木や道も濡れていて、年齢的に踏ん張り切れず
転んだり、斜面を滑り落ちたりしないかなとか心配でした。
普段運動をしているわけでもない運動不足のアラカンにはきつい道のりでしたが、
心配したようなこともなく、歩き始めると足取りがどんどん軽くなってきて
意外といけるかもと思いました。途中で追い越されたりすれ違った人は数名でしたね。
あまり登る人が少ないのは、天候のせいかな。
「熊が出ます」看板があったので鈴をつけている人がいて、霧の中の鈴の音は、
なかなか幻想的な雰囲気を盛り上げていました。本当に人かなという不安が
よぎったりしましたけど、たぶん人だと思います。
軍手とトレッキングポールを1本準備していきましたが、あってよかったと思いました。
奥宮へ到着。
奥宮は私ひとりだけ。下界は雲の中、何も見えません。残念(◞‸◟)
奥宮へ参拝し、10分程度で下山を始めました。
午後から雨が降る予報が気になってしまって、長居できませんでした。
下山途中は行きと同じ霧の中ですが、違うのは暗さです。
行きは明るい中の霧でしたが、帰りは暗い中の霧で、幻想さが増して怖さ倍増。
写真を撮ると明るめに写ってしまってこの怖さが伝わらないのが残念。
下りは膝や太ももに来るので、踏ん張れないと下るほうが危険ですから
行きよりも慎重に下山しました。
舗装された道までたどり着いたときは、本当にうれしかった(^^♪
とにかく座れるところを探して、奥宮で食べようと思っていたパンを食べて
おなかを満たし、達成感に満足していました。
境内は小雨が降り始めていて、傘をさしている人でてきました。
ほんと、下山途中で雨に降られなくてよかった(^^)
無事帰ってこられたことへのお礼の参拝をして、宿坊で預かっていただいた荷物を
受け取り、西部秩父駅行きのバスに乗りました。
そういえば、境内で鹿を見ました。野生の鹿?
西部秩父駅から1㎞位歩くと秩父鉄道の秩父駅があり、その近くにホテルを取ったので
歩いて向かいました。西部秩父駅と秩父駅は名前は似てますが、つながっているわけでは
ありません。
秩父駅の近くには、秩父神社があり、歩いている途中で雨の降りが強くなってきましたが、
せっかくなので秩父神社にも参拝しました。
おみくじを引いてみたら、ここでも大吉(^^♪、二回連続で大吉を引いたのは初めてです。
今回の旅行を応援されているようですごくうれしくなりました。
予約した第一ホテル秩父は素泊りなので、荷物を置いてから駅の反対側にあるショッピング
モールに、夕飯と明日の朝食の買い出しに行って、二日目終了です。
西部秩父駅の近くにもホテルルートイン秩父がありました。
そこを予約しようと検索していたら、なぜか秩父駅近くのホテルを予約してしまいました。
なんで間違えたのかは、なぞ。
三日目 滝を見に行く
3日目は大変いい天気になりました。
2泊3日の荷物を背負って歩くには重いので、不要なものを駅のロッカーに
預けようと探していたら秩父駅の改札の近くに、200円で預けられるロッカーが
ありました。荷物を預けて、秩父駅から三峰口駅まで秩父鉄道に乗ります。
三峰口駅の改札を出るとすぐ前に西部バスの乗り場があります。
三峰神社行きも西部秩父駅行きも同じバス停に停まります。
少し先まで行ってUターンしていますので、同じ場所なんですね。
通り道ではなくて、この駅のためにバスが寄り道をしているようです。
三峰口駅からバスに乗り、大輪(おおわ)バス停まで行きます。天気のいい日だったのに
途中で雨が降ってきました。さすが山の天気。バスを降りても降っていましたが
そのうち雨はやみそうなので、軒先で小降りになるのを待ちました。
大輪バス停の周りは、今は老朽化で廃止されたロープウェイの出発点だったためか
お店が何件かありましたが、運営されていないような感じのお店もありましたね。
バス停のすぐ近くに鳥居があって、そこからトレッキングは始まります。
しばらくすると小降りになったので、出発。
出発してすぐに登竜橋という橋があって、その橋を越えたところに、奉納した苗木の本数や
奉納金を彫った石碑がありました。三峰神社にあったものと同じです。
ここが、三峰神社への表参道の出発点だということをとても感じました。
ここから2時間半かけて登れば三峰神社へ行けます。昔はここからみなさん登ったそうです。
今の私には無理っぽい。
登竜橋を渡り石畳を進むと、竜門の滝に行くための下り道が数分で右手に見えてきます。
道は草木が雨に濡れてズボンを濡らしているし、急な斜面になっているし、
近くの川の音も響いていました。
下っていると、何やら人が叫んでいる声がとぎれとぎれ聞こえてきて、えっ!えっ!
こんな雰囲気ならあり得るか?鳥か?
・・・・
バス通りで工事をしているらしく、工事の人の声でした。
バス通り思ったより近かった。よかった生きてる人で(._.)
下っている途中で川がちらほら見え隠れしていますが、雨が降った後だからでしょうか
普段がわからないですけど水の量が多くて、濁っていて、激しく流れていました。
そんな川を見ながら、整備された柵や階段を上り下りすると滝の近くまで、
ちゃんと行けるように整備されています。
滝の近くでしばらく、これがマイナスイオンだ!と思って滝の音に酔いしれました。
誰も来ないし、誰もいないし、いい時間でした。
途中にシャクナゲがたくさん植えられていました。咲いていたらきれいなんだろうな。
滝を満喫して先に進むと、ロープウェイ跡地の開けた場所があり、そこを過ぎると
山道になっていきます。
この山道を登ると1時間くらいで、清浄の滝へ行くことができます。
沢のような水が流れているところを横切らないと先には進めなくなっていて、
たいした水量じゃないし、普段なら水はでていないかもしれないし、雨が降った
あとだから水が出てるのかな。滝を見るためにはやっぱり沢を越えたりするのかな。
越えないとみられないのかな。
沢を渡ったりするのが苦手なんですよね(T_T)
清浄の滝にも行く予定でしたが、あきらめました。無理。無理。
滝をひとつは見られたし、ちょっとトレッキング気分も味わえたのでOKです。
大輪バス停から西部バスに乗り、予定より早く西部秩父駅まで帰ってきました。
お昼ごはんを食べようと調べると、秩父駅の近くにある「そばの杜(そばのもり)」が
美味しそうです。秩父駅にはロッカーに荷物を預けているから、戻らないといけないので
秩父駅方面に歩いて、お店に向かいました。
このお店は、くるみが小さいすり鉢に入って出てきて、それを自分好みにすりつぶす
ことができます。マイタケの天ぷらまで付けて一人で食べたら、おなかがいっぱいに
なりすぎました。満足。満足。
そばの杜
「くるみそば 930円 マイタケの天ぷら 650円」
秩父神社の近くをそば屋に向かって歩いていると、写経という文字に目が留まりました。
やりたいなぁと思いましたが、まずはおそばを食べないといけないから、その後に。
おそばを食べ終えてから、写経ができるお店に向かいました。カフェも併設していて写経と
写仏もできる、「 空&閑(くうあんどかん)」というお店です。
二階に上がると机が四つあり、写経と写仏ができるように準備されていました。
写経は筆ではなくて鉛筆でしたが、お茶を出していただいて、静かな中で写経をすることが
出来ます。三峰神社に参拝したためか1時間以上熱心に気持ちを込めて写経していました。
お値段は、1100円くらいです。(ちょっとうろ覚えです)
帰りには写経した物を紙に巻いて持たせてくださいました。
秩父駅でロッカーに預けた荷物を引取り、西部秩父駅まで歩いて戻って、
15:24の特急ラビューで池袋に帰りました。
まとめ
奥宮は、イメージですが、神奈川県伊勢原市の大山と
難易度は同じくらいかなと思いました。
梅雨の時期に行くとやっぱり天候が気になりますので、
来年はもう少し早い時期にもう一度行きたいと思います。
三峰神社、人気スポットな理由がわかりました。
とても良いところでした。
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